会長挨拶

未来に向けて原点回帰 ~100年続くクラブ作り~

写真:戸田 尊文

今年度、我がクラブは2人目のガバナーを輩出し60周年を迎える輝かしい年度となりま す。諸先輩方の御活躍と御尽力のおかげで60年という長い歴史を紡ぐことができました。 私達にはその歴史をつないでいく大きな責任があります。一方、クラブの会員数は50人 を切り、財政的にも非常に厳しい状況です。我がクラブは、大きな岐路に立たされていま す。

急激な時代の変化と共にロータリーもどんどん変わっています。我がクラブはその変化に ついていけているでしょうか?時代に則したクラブでしょうか?固定観念にとらわれて変 化を恐れていては淘汰されてしまいます。2660 地区内でも会員数が減り20 人以下の危機的 なクラブが10 クラブもあります。魅力的なクラブ、自慢できるクラブ、入会したいと思っ てもらえるようなクラブになるために改善しなければいけない点は多数あります。 60年という暦の還暦をむかえるということは「新しい生まれ変わり」という意味です。 この節目の年だからこそ、クラブを変え未来に向けての一歩を踏み出さなければなりませ ん。大阪クラブのような100年続くクラブになれるかどうかは、この1年で変化の礎を 築けるかどうかにかかっています。クラブが変わるためにはチームを変え、チームが変わ るためには対話を変え、対話が変わるためには私達1人1人の認識が変わる必要がありま す。クラブ全員が当事者です。「不易流行」という言葉があります。「不易」とは変わらな いもの、「流行」とは変わるもの、この相反する二つの事はどちらも欠けてはならない。変 わらないものを基本にしつつ状況に応じて柔軟に変わっていかなければならないという意 味です。今こそロータリーの精神を忘れず、東大阪東RC らしさを失わず、原点回帰して変 わる必要があると確信しています。

もし私達の後輩が100 周年を迎える事が出来た時、「大橋ガバナー年度の60 周年の時から クラブは変わった、だから今がある。そしてこれからも」と言われるような年度になれる ように、会員の皆様と目的を共有し、コミュニケーションを増やし、老いも若きも一丸と なって100 年続くクラブ作りを試行錯誤しながら、次年度クラブ運営に努めて参りたい所 存です。皆様の御協力のほど宜しくお願い致します。

  • 例会中の演奏会(石切中学校ブラスバンド部)
  • 9月中 輪島高等学校支援事業(地区補助金対象事業)
  • 11月29~30日 地区大会ホストクラブ(リーガロイヤルホテル,大阪国際会議場)
  • 12月8日 クリスマス家族例会(マリオットホテル大阪)
  • 1月 初例会,新年会(オ・セイリュウ)
  • 3クラブ合同例会(ホスト:東大阪みどりRC)
  • 3月30日 創立60周年式典(シェラトン都ホテル大阪)
  • 4月~5月 春の家族会(輪島高校との奉仕活動式典、能登、石川方面旅行)

会長 戸田 尊文